「ゴールデンベリー(Golden Berries)」の効果は?お家で栽培できるスーパーフード★
ベリー類はポリフェノールやビタミンなどを含み、スーパーフードと呼ばれるものも多いですよね。
その中でも、ゴールデンベリーは、私たち日本人にはあまり馴染みがないものですが、
近頃ではテレビでも取り上げられ、注目を浴びています。
こちらでは、ゴールデンベリーについてご紹介いたします。
Contents
ゴールデンベリーに期待できる効果
ゴールデンベリーに含まれる栄養は、いろいろな目的を持った人のサポートに最適と言えます。
女性にとってはまさにスーパーフードです。
血液サラサラの健康な体に
健康面でも、生活習慣病を予防したいという人や貧血気味の人。脂っこい食事が続いていてデトックスしたい人に最適。
豊富な鉄分が血液を作り、ビタミンAやEの抗酸化作用で血液の老化を防いで、サラサラにします。
アミノ酸やイノシトールにも脂肪を流す働きがあるので、同じような効果が期待でき、動脈硬化の予防にも良いです。
また、薬を使うわけではないのに、2日ほどで血液のドロドロが改善されたというデータもあり、即効性もあるようです。
ただし、続けなければ元に戻ってしまうので、少しずつ継続して食べることをオススメします。
美容効果に期待大!
ゴールデンベリーは、美容の面では、
アンチエイジングや美肌に良い成分も豊富。ダイエット中のおやつとしても、最適です。
ゴールデンベリーはビタミンCが豊富に含まれます。
ビタミンCは日焼けによる、シミやシワの元となるメラニンを抑制するチロシンという成分を作ります。
そのため、紫外線の強い季節にはお出かけ前の朝にゴールデンベリーを取り入れるのもいいです。
また、ゴールデンベリーには鉄分(Fe)も豊富。
鉄分は血液の流れを良くして、栄養を届けて代謝もアップします。
貧血気味の人が鉄分をしっかりとることによって肌に溜まった老廃物を流し、色素沈着したシミの改善も期待できます。
そして、ゴールデンベリーに豊富はイノシトールが、保湿成分としても注目されています。
シワやたるみの改善のほか、しっとり潤い肌を保つのにも良いのです。
育毛や髪を健やかに保つ効果
ゴールデンベリーには代謝を高める栄養が多く含まれるので、髪の細胞をの修復や再生が活発になります。
またアミノ酸も含んでいますので、細胞をつくる働きをスムーズにすると言えるでしょう。
イノシトールには頭皮を健康に保ち、抜け毛を減らしたり、髪の毛をツヤツヤにする効果もあります。
ダイエット効果も期待できる
食物繊維の働きで腸のお掃除ができます。
食物繊維は消化されにくいので、腸の中で膨らみコレステロールの吸収を穏やかにする効果も。
そしてゴールデンベリーの代表的な成分であるイノシトールの血液中の脂肪を溜め込まずに流す作用もダイエットに効果的と言えます。
また、カリウムも豊富なので、むくみに悩む人には改善が期待できます。
ゴールデンベリーには注意も必要!
栄養豊富、健康にも美容にも良いゴールデンベリーですが、やみくもに食べればいいというものではありません。
ドライフルーツにありがちですが、
ゴールデンベリーは糖度も高いので、食べ過ぎると糖分やカロリーを過剰に摂取してしまう可能性があります。
100gあたりのゴールデンベリーのカロリーは360kcalと、レーズンよりも高め。食べ過ぎに要注意です。
1日当たり、20粒程度を目安にしましょう。
また、ビタミンEはアンチエイジング、抗酸化作用の強いビタミンではありますが、
摂りすぎると骨粗しょう症を招くという報告もあるのです。
さらにビタミンAの過剰摂取は妊婦さんにとっては胎児に影響が出る恐れもあるので、
摂取する際は医師に相談するのが良いでしょう。
ゴールデンベリーに含まれる栄養
ゴールデンベリーには健康や美容に良いとされる栄養がたっぷり含まれています。
鉄分
ゴールデンベリーは鉄分が豊富なので、貧血に悩む女性には嬉しい食材です。
スプーン1杯ほどで成人女性が1日に摂取すべき鉄分、約10.5mgをカバーできます。
イノシトール
ビタミンB群の一種で、神経細胞や筋肉組織の構成に関係しています。
そして血液中の脂肪の流れを良くしてを体脂肪の蓄積を防いだり、保湿効果によるシワやたるみの予防にも効果があるのだとか。
またリラックス効果も期待できてメンタルヘルスにも良いとも言われているのです。
食物繊維
レタスの30倍とも言われる食物繊維を含んでいます。
便秘解消や腸内環境を整えることによる美肌効果やダイエット効果も期待できます。
カリウム
ゴールデンベリーに含まれるカリウムの量はバナナの4.5倍。余分な塩分を体外に排出します。
ほかにも豊富な栄養素がたっぷり
・フラボノイド
ビタミンPとも言われます。粘膜を強化するので、免疫力を高める効果があるとされています。
・必須アミノ酸
人間の体で生成できない、必須アミノ酸も豊富に含まれています。
・ビタミンE
強力な抗酸化作用は老化防止にも◎。毛細血管を広げる働きがあることがわかっていて、血液をサラサラにもしてくれるのです。
・ビタミンA
皮膚や粘膜を作るのに欠かせない成分です。ビタミンAにも老化の原因である活性酸素を抑える働きもあります。動脈硬化などの生活習慣病の予防にも一役買っているほか、ドライアイや眼精疲労の予防にも良いそうです。
・ビタミンC
紫外線によるダメージを予防し、抗酸化作用で老化を防止する、美肌に良いビタミンです。シミなどの改善と美肌効果が期待できます。
ゴールデンベリーってどういうもの?
ゴールデンベリー(Golden Berries)はインカベリーとも呼ばれ、その名の通り、中南米原産です。
なんだか特別なベリーのようですが、実はゴールデンベリーとは食用のほおずきなんです。
日本ではほおずきというと観賞用のものが有名ですが、ゴールデンベリーは見た目は観賞用とさほど差はないものの、栄養豊富でハリウッド女優やトップモデルたちの間でも人気のスーパーフードです。
ゴールデンベリーの気になるお味は?
その味は酸味があり、糖度も12〜15%。甘酸っぱくておやつ代わりにつまむのにも最適な食べやすい食材と言えます。
ただ、酸っぱい味が苦手な人はそのままだと食べにくいかもしれません。
ほおずきをじっくり見たことがある人はわかるかと思いますが、ゴールデンベリーは種がいっぱい入っています。
ドライにしたゴールデンベリーの食感はちょっとイチジクに似ていて、種が口の中に広がります。しっかりと噛んで食べたいですね。
ゴールデンベリーの選び方は?
日本で手に入るものは生のものは少なく、私たちが目にするゴールデンベリーはドライフルーツがほとんどでしょう。
海外産のものが多いので、購入する際には、オーガニックのものを選ぶのがベター。
そして、カロリーを気にしている人は砂糖やオイルなどの添加物がないかどうかも注意して。
ゴールデンベリーっておうちで育てられるらしい
日本で生のゴールデンベリーを手に入れるのはまだまだ難しいようですが、実は以外と簡単に育てられるんです。
食用ほおずきの苗はネットで調べても販売しているところは結構あります。
プランターでも育てられるのでお庭がないという人も、ベランダなどで育てることができます。
ゴールデンベリーを育てるポイントは日当たりの良い場所と、水やりです。
お水のあげすぎは根腐れを招くので気をつけなくてはいけませんが、
ほおずきは比較的湿度のある土を好む植物なので、日本の気候に合っています。
土がしっとりと指につくくらいの湿度をキープしましょう。
成長してきたら、トマトなどと同じように支柱を立ててあげてください。
1ヶ月ほどで花が咲き、袋状の実がなります。
ほおずきの額が茶色くなってきたら食べごろ。
サラダなどに入れてもみずみずしく、彩りも鮮やかで美味しいですよ。
健康維持や美容にゴールデンベリーはオススメ
ゴールデンベリーは美容やダイエットしたい女性にはもちろん、貧血や健康維持にも良いスーパーフードですね。
カロリーには注意が必要ですが、口さみしいときに数粒をそのままつまんだり、
朝のヨーグルトやシリアルにトッピングして食べるのもいいでしょう。
あるテレビ番組では20粒ほどをミルク20mlに入れてミキサーで攪拌したモノを1日2回取り入れるだけで血液がサラサラになったそうです。
手軽に取り入れやすいゴールデンベリー。美肌、美髪で美しさを保ちたい人はぜひ試してみてくださいね。