断食で週末ダイエット!3日間プチ断食のやり方。
ある時、ふと思い立って「やばい痩せなくちゃ!」と思ったり、
急に「どうしても3日で痩せたい!」と思ったりなど、女性ならこんな時もあります・・・。
でも、普通であれば3日間でグンと体重を減らすことは不可能に近いこと。こんな時、まず思い浮かべるのが「断食ダイエット」です。
でも、短期間で効果が出やすそうなのはわかりますが、“食事をしない”というのは、あまり体にはよくなさそう。
そのため、どうしても断食ダイエットを試したい場合には、きちんとした手順を踏んで、安全性の高いやり方を知っておかなくてはならないです。
こちらでは、安全性が高く、さらに効果もある断食ダイエットをご紹介しています。
すぐに取り組める基本的なものから本格的なものまでまとめています。ぜひこの週末にでもチャレンジしてみてくださいね★
Contents
断食ダイエットについてカンタンにおさらい★
断食ダイエットは、読んで字のごとく「食事を断つダイエット」。一定の期間、食事を摂らないことで痩せようというものです。
食事をしないということは、栄養を摂取しないこと。そして、栄養を摂取しなければ、体内に蓄えているエネルギーを使って、活動することになります。
摂取した食べ物の糖質ではなく、体内に蓄えられた体脂肪にエネルギー源の切り替えを行うことで、ダイエット効果を促そうというものです。
断食ダイエットとファスティングとどう違うの?
断食ダイエットは様々な方法があり、最近ではファスティングという言葉もよく耳にします。
ファスティングは、専用のドリンクを飲みながら、食事制限をおこなうものを指すことが多いようです。
ファスティングについては、こちらで詳しくご紹介しています。
こちらでは、ファスティング以外の断食方法についてご紹介しますね。
3日間プチ断食ダイエットのやり方 (自己管理で行う場合)
断食を行う間、栄養を摂取しないため、身体への影響が心配されるところ。
まずは、自己管理でも安全に断食をおこなうために押さえておきたい、基本の断食ダイエットの方法のご紹介です。
1日目:予備断食
1日目は断食をするための準備日です。いきなり何も食べないのでは身体がびっくりしてしまいますので、徐々に食事を減らしていきましょう。
具体的には以下のような流れとなります。
・昼食:腹八分目 (80%)
・夕食:通常の半分の量 (50%)
夕食は寝る3時間前までに済ませておくようにしましょう。この日は普段の生活よりも水分をたくさん摂るようにしてくださいね。
2日目:本断食
身体を断食に慣らせたら、いよいよ本格的な断食です。この日は、水を除き、固形のものは一切口にしません。水分はいつもより多めに摂るように意識してください。
室内でゆっくりと過ごすようにして、できれば外出は控えましょう。
3日目:復食
断食が終了してもすぐにいつも通りの食事をしてはいけません。空っぽの胃に消化の悪いものを入れてしまうと、体調を崩してしまうことも。
朝食はお粥、昼食・夕食は少なめの量で普段の通常の食事に戻します。
食事中は良く噛んで消化を助けるようにしましょう。胃腸に刺激を与えすぎないよう、負担のかかる飲食物は控えます。具体的にはアルコールの入ったお酒。糖分が含まれるジュース、コーヒーや紅茶などのカフェインの入った飲みものは、控えてくださいね。
断食ダイエットにもいろいろあります★
食べないダイエットには様々な方法があるようです。以下にまとめておりますので、自分に合った方法を探してみましょう!
週2日ゆる断食
1週間のうち2日間はプチ断食をおこない、残り5日間は通常の食事をするという方法。プチ断食の期間はいつでもOK。平日でも、お仕事で平日時間を取りにくい方は週末のお休みの日でも大丈夫です。金曜日の夜から開始して、土曜日と日曜日にかけて休日を使って行うのもありです。
1日の摂取カロリーを500kcal以内に抑えます。ゆる断食の日にジョギングやウォーキングと言った運動もおこなうようにします。まったく食事をしないというわけではなく、プチ断食をする日は連続してなくていいので、断食のつらさが少ない方法ですね。
夕食抜きダイエット
1日3食のうち、夕食のみを摂取しないという方法です。朝食と昼食は通常通りに食べます。夕食の時間である18時以降は食べ物を摂取せず、飲み物のみとします。
なお、夕食抜きがどうしても厳しいという人は、ハーブティーやスープを飲んでもOK。ちなみに、スープは生姜(しょうが)※を入れると、身体も温かくなり心も満たされます。
注意すべき点は、摂取カロリーが少ない状態に体が慣れてしまわないよう、どんなに長くても1週間でやめるようにしましょう。
※ちなみにしょうがは一定時間煮込まないと、体を温めると成分(ショウガオール)が、しっかり分泌されません。そのためしょうがを加えたら30分前後100度で熱を加えることをお勧めします。
りんごダイエット
1日3食のうち、2食をりんごに置き換えます。元祖断食ダイエットとも言えるりんごダイエットは、りんごに含まれる成分が高い健康効果が期待できることによるもの。
りんごは好きなだけ食べてOKです。1食は朝食を置き換えるのがおすすめ。朝の時間帯に果物に含まれる酵素を摂取することでデトックスを助け、痩せやすい身体を作ることができます。
りんごであれば食べていい点はメリットかもしれませんが、同じ食材のため飽きやすい点はデメリットかもしれません。
断食道場を利用してみる
自分で断食をおこなうのは、強い意志が必要ですし、準備日や復食の食事を準備する手間もありますね。
ちょっと自分だけでは意志が継続できるか不安。あとはやるからには本気で結果を出したい。安全に確実に本格的に行いたい。
そんな方には、断食をおこなう宿泊施設などを利用してみるのもおすすめです。
断食道場などと呼ばれるこれらの施設は、全国の様々な地域にあって、実践している断食方法も様々。
専門家の指示のもとでおこなうため、自分で行うよりも安全性も高く、ダイエットが成功しやすいようです。
マッサージやヨガ、温泉といった施設が充実しているところも多いので、旅行に行った気分を味わいながらダイエットもできます。
関東圏からアクセスできる断食施設厳選3つ
伊豆 やすらぎの里
酵素ジュースや野菜と果物のスムージー、お味噌汁を摂取しながらのゆるやかな断食をおこなっています。
専門スタッフによる毎日の施術やマッサージも受けられます。
温泉やヨガといったプログラムも用意されていますので、リフレッシュ目的の人にもおすすめ!
静岡県伊東市八幡野1283-78
http://www.y-sato.com/
伊豆高原 断食ホテルアイウェルネス
40年以上の間、健康断食を続けている施設。断食をおこなう断食コースと、断食をおこなわないプチ断食コースを選択できます。
宿泊日数の半分を酵素ジュースによる断食、残りの半分が回復食、最終日の朝は普通食というように、身体の状態を元に戻してから帰宅できますので、リバウンド率を低下させることでも定評があります。
静岡県伊東市八幡野1737
https://www.izu-wellness.com/
埼玉県にある断食道場 リフレッシュの森
フラダンスやボクササイズなど、無料アクティビティの種類が豊富な施設。
酵素断食コースや半断食コース、リフレッシュコースから選択出来て、断食をしない人でもマクロビオティック食による健康的な食事で無理なく減量しながら脂肪の減少に結びつけることを目指しています。
埼玉県児玉郡神川町矢納526
http://danjikidiet.com/
断食ダイエットの注意点
安全かつ健康に断食ダイエットをおこなうために、注意すべきポイントをまとめます。これらを守らないと、体調を崩したりリバウンド、太りやすい身体になってしまうことも。
3日以上おこなわない
断食期間は3日までを目安に行うことをお勧めします。
3日以上、摂取カロリーの少ない状態が続くと、身体が飢餓状態に陥り省エネモードに切り替わると言われています。
つまり、少ない栄養で体の活動をおこなおうとしてしまいますので、代謝の機能が落ちて痩せにくい身体になるとされています。
通常の食事に戻した後に、栄養が余る状態になると、リバウンドに繋がりやすくもなります。せっかくつらい思いをして痩せたのに、すぐに戻ってしまうのは一番つらいですよね。
そのため、断食ダイエットは3日間までを目安にしましょう。
断食を繰り返さない
同様に、短いスパンで断食を繰り返していると、摂取カロリーの少ない状態に体が慣れてしまいます。
どんなに短くても、2か月~3か月は期間を開けるようにしてください。断食ダイエットは最後の手段としてとっておきましょう。
水分補給をこまめにおこなう
断食していると飲み物を口にするのを控えてしまう方もいますが、水分は意識して摂るようにしましょう。
水分補給をすることで空腹を紛らわすことができますし、デトックス効果も高まります。
摂取するものは白湯やハーブティーなどお腹に優しいものがおすすめ。乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)や、アルコール、カフェインの入ったものは厳禁です。
安全に短期痩せを目指しましょう!
3日間の断食ダイエットも、安全に行っていただければリスクも最小限に効果的に行うことができることをまとめさせていただきました。
食事を制限することは基本的には体への負担がとても大きいので、例えば、一定期間野菜ジュースだけ。などの食事をとにかく制限して我慢を強いるパターンのダイエットは、全くおすすめできません。
断食ダイエットも、その目的は摂取カロリーを抑えることよりも、内臓特に胃や腸を休めデトックスしてリセットすること。その結果、下がっていた代謝をアップすることにあります。その結果、内臓の疲労が取れたことにより胃が軽くなった。睡眠不足が解消して朝の寝起きが良くなった。カラダがスッキリした。という声もあります。
さらに、断食を通じて食欲がコントロールできるようになり、今まで我慢をしていた分、ストレスが解消されたという方も多いです。
そして、断食ダイエットを実践される際、忘れてはいけないのが、準備日と復食です。これを設けないと体調不良の原因になってしまったり、リバウンドの元になります。いくら痩せたいからと言って、身体を壊してしまったのではいけませんね。
健康にも配慮しつつ、正しい断食ダイエットで脂肪を燃焼しやすい体質改善をしましょう。そして美しい身体を手に入れてくださいね。
PS.もっと詳しく断食ダイエットやファスティングを知りたい方は、こちらもどうぞ!