インナードライ肌とは?その見分け方は?皮脂があるのに乾燥肌?
Contents
皮脂がスゴイ?そんな人は隠れ乾燥肌かも?!
毎日の化粧直し、いつもかなり皮脂が出てしまって直すのが大変という方、結構多いのではないでしょうか。朝しっかりメイクしてきたのに、会社に着くころにはメイクがぐずぐず…なんてお悩みを抱える人もいるでしょう。
そういったお悩みから、皮脂を吸着するアイテムを愛用中、もしくは皮脂を取り去ってさっぱりする化粧水を使っている、という人は、今一度ご自身の肌タイプを見極めてみる必要があります。
その皮脂、もしかしたら肌の乾燥から来ているかもしれません。
なぜ?皮脂が出るのに乾燥肌?
皮脂がこんなに出ているのに乾燥肌だなんて、信じられない!と思うかもしれませんが、脂性肌は、肌の油分が多く出てしまうことで、乾燥肌というのは、肌内部の水分量が少ないことを言います。
水分が少ないうえに油分も少ない、という乾燥肌の人もいますが、水分だけが少なく、油分が多い乾燥肌の人もいるのです。
乾燥しているから皮脂が出る、という悪循環
肌表面には「皮脂膜」という肌を守るバリアがあります。しかし肌が乾燥しているとこの皮脂膜というものは作られなくなり、肌内部に雑菌や刺激物質が入り込みやすくなります。
こうなると肌は、自分で皮脂膜を作り出そうとたくさんの皮脂を肌表面に送り込むのです。その結果、肌表面は過剰な皮脂でテカる、というわけです。
乾燥が原因で皮脂がたくさん出ている状態というのは、かなりたくさんの人が陥っています。皮脂がたくさん出るから、皮脂対策の化粧品ばかり使うようになり、その結果どんどん肌が乾燥してしまうのです。まさに悪循環!
どうやって見わける?自分の肌タイプ!
自分の肌タイプをしっかりと見極めなければ、悪循環にはまり込んで理想の肌になるのは難しくなります。
乾燥肌や脂性肌などはわかりやすいかもしれませんが、混合肌などの見た感じは脂性肌だけど肌内部は乾燥している、というような肌の場合には見極めも難しくなります。
まずはそれぞれの肌タイプを見極めて、自分はどこに当てはまるのかを見つけてみましょう!
肌タイプ1 脂性肌
脂性肌の特徴は、肌全体がテカテカ脂分で光っていて、肌の「きめ」が粗く毛穴が開いている状態です。そして、肌が汚れやすくニキビが頻繁にでき、朝したばかりのメイクがすぐに崩れる…という肌状態のことを言います。
脂性肌は水分量も皮脂量も多いです。
肌タイプ2 混合肌
混合肌の場合は、肌全体に潤いがあり、頬が少しだけ乾燥、Tゾーン以外は比較的少し乾燥しやすい状態です。メイクはTゾーンが特に崩れやすくなるのですが、これは人間の肌としては正常です。
どちらかというとTゾーンはやや皮脂量が多く、顔の他の部分は皮脂量、水分量のバランスが取れている状態です。
肌タイプ3 乾燥肌
乾燥肌は、全体的にかさついていてツヤ感がない、肌に潤いがないために肌荒れを起こしやすい、乾燥による小じわができやすいなどが特徴として当てはまります
肌タイプ4 超乾燥肌
次に、超乾燥肌です。これは、いつも肌がかさついていて、ざらつきもあり、ツッパリ感を感じる、白い粉吹きを起こしているなどが当てはまります。水分量も皮脂量もかなり少ないという人です。
もしかして…インナードライ肌?
ご紹介した肌タイプに当てはまらない人は、インナードライ肌である可能性もあります。このインナードライ肌は増加傾向にあり、ストレスなども原因になりますので注意が必要です。
肌の内部は乾燥しているけど、皮脂はたくさん出る、というのがインナードライ肌の特徴です。メイク直しを頻繁に行わなければならない、皮脂吸着タイプの化粧品を使っても全く効果を実感できない…という人はインナードライ肌かもしれません。まずはどれが自分に当てはまるのか、チェックしてみてくださいね!