ゴジベリー(クコの実)の効能・効果的な食べ方は?ミランダカー・マドンナのお墨付きスーパーフード★
ストイックな食事管理で、メリハリのあるスタイルと美しさを維持していることで知られるあのミランダカーも、
美肌のために取り入れているという話題のスーパーフードがゴジベリー。
どのような効果が期待できるのか、美味しく効果的な食べ方ってよくわからないという人もいるはず。
今回はゴジベリーについて、お伝えさせていただきます★
Contents
ゴジベリーってどういうもの?
世界中で注目されている、ゴジベリー。
あまり聞きなれないという人も、“クコの実”と言えばわかりやすいかも。
中華料理のデザートやスープに入っていたりする、あの赤い実です。
ゴジベリーとは、中国が原産で、ナス科クコ属の果実のことを指します。
中国では3000年以上前から肝臓病のに効く漢方薬として扱われていて、枸杞子(くこし)と呼ばれています。
また、かつて世界三大美女のひとり「楊貴妃」も美容のために食べていたと伝わっていて、
“不死の実”とも言われる栄養タップリの果実なのです。
中国や台湾で生産されるものが多いですが、日本でも生息できます。
河原や空き地など、「こんな場所に! 」というところに自生していることだってあるそうです。
ゴジベリーに含まれる栄養素は?
ゴジベリーがスーパーフードと言われるのは、100種類以上ものビタミン・ミネラルといった、
たくさんの栄養素がバランスよく含まれているからです。
中でも美容や体に良いと注目されている成分をいくつかご紹介すると……
・βカロチン
ゴジベリーは人参の数倍のβカロチンを含んでいるそうです。
βカロチンは体内でビタミンAに変わり、粘膜や皮膚を修復し、免疫力の向上にも深く関わっているとされています。
・リコピン・ゼアキサンチン
βカロチンとともにリコピン・ゼアキサンチンはカロテノイドと呼ばれる、赤い色をした成分の一種です。
リコピンはトマトに含まれる成分として有名ですが、クコの実にも含まれます。
カロテノイドには抗酸化力があって、活性酸素を除去するのに役立ちます。
また、ゼアキサンチンは目の酸化を防ぐ働きもあり、視力低下を予防したり白内障などの目の病気を予防したりと、目に優しい成分だそうです。
・ポリフェノール
タンニンやルチンといったポリフェノールも含んでいます。ビタミンCとともに紫外線による皮膚のダメージを防ぎます。
・αリノレイン酸
言わずと知れた、オメガ3脂肪酸。
・βシトステロール
フィトステロール、または植物ステロールと言われる成分です。
ホルモンバランスを整える作用があるとされていて、PMS(生理前症候群)を緩和してくれる働きもあるのだとか。
女性には嬉しい成分ですね。
・ベタイン
アミノ酸の一種で、脂肪の蓄積を防ぐ働きがあるそうです。
その他、カルシウム・カリウム・鉄・亜鉛などのミネラルやビタミンA・B・Cも豊富です。
特にゴジベリーに含まれるビタミンCはオレンジの500倍というからスゴイ!
どんな効果が期待できる?
こんなにたくさんの栄養素が含まれるゴジベリーはまさにスーパーフード。
これらの栄養素や成分からどのような効果が期待できるが見てみましょう。
アンチエイジングにいいらしい
前項であげた栄養素を見ても、ゴジベリーの特徴としてあげられるのは、強力な抗酸化作用です。
活性酸素を除去して老化を防ぐので、アンチエイジング効果が期待できます。
ビタミンCはコラーゲン生成も助けるので、お肌の乾燥を防ぎ、ハリを保ちます。
美肌効果も期待できる
そしてビタミンCやポリフェノールは紫外線のダメージを抑えます。
メラニンの生成を抑え、シミやソバカスをできにくくする、美白効果も。
ダイエットにもオススメです。
糖質の代謝や、脂肪の燃焼を助けるビタミンB群、そして食物繊維もゴジベリーに含まれるので、ダイエットのサポートも期待できる食材と言えます。
ゴジベリーを愛用しているセレブたち
ゴジベリーは海外セレブたちも夢中になっているというスーパーフードのひとつです。
セレブたちはどのようにゴジベリーを取り入れているのでしょう?
ミランダカーはゴジベリーをご褒美スイーツに
実業家と再婚を果たし幸せ絶頂のミランダカーは、モデルとしての体型を維持するためにあらゆる努力を惜しみません。
彼女はストイックだけれど、メリハリのある食事でストレスも溜めないようにしているのだとか。
甘いものが欲しくなったときは、ゴジベリーをダークチョコレートでコーティングしたものを食べたりもしています。
グウィネス パルトローはゴジベリーをスムージーで
ヘルシーフードへの関心が強く、地震で料理本も出しているというグウィネス パルトロー。
彼女はゴジベリーをスムージーとして取り入れているそう。
独自のスムージーレシピを考える彼女ならではのアイデアですね。
マドンナもゴジベリーが欠かせない!
マドンナは50才を過ぎても均整の取れたボディーと美貌を維持しいるのはスゴイ!
彼女はセレブたちの間でも、いち早くビーガン(菜食主義)になったことでも知られています。
そんな彼女が手放せない食材と言われているのが、ゴジベリーなんですって。
スーパーフードでも美味しくなきゃ!ゴジベリーの取り入れ方
ゴジベリーは生であれば1日150gほどが摂取量の目安と言われています。
しかし、私たちが生で手に入れられることは稀。
普段手に入れやすい、目にするものはドライフルーツのゴジベリーがほとんどです。
ドライフルーツは栄養が凝縮されているけれど、糖分が多くて高カロリーなので食べ過ぎには注意が必要です。
しかし、ゴジベリーは他のフルーツに比べ、ドライフルーツでも低カロリーで低糖質。
1オンス(28g)あたり23kcalだそうですから、ダイエット中のおやつとして食べるのにもちょうど良いかもしれません。
そして、ゴジベリーって一体どうやって食べればいいの?という人のために、
美味しくゴジベリーを取り入れられるレシピをご紹介します。
ゴジベリーのベリーベリースムージー
<材料>(1~2人分)
・ゴジベリー(乾燥クコの実)大さじ2
・冷凍いちご 8個位
・冷凍ブルーベリー 2分の1カップ
・牛乳 100cc(アーモンドミルクや豆乳でもOK)
・プレーンヨーグルト 150cc
・ココナッツオイル 大さじ1
・はちみつ 大さじ1(お好みで)
<作り方>
・ゴジベリーは同量の水に浸けて戻しておく。
・ミキサーに戻したゴジベリーとその他の材料をすべて入れて滑らかになるまでかく拌する。
・グラスに注いで出来上がり!
ベリー系であればお好みの組み合わせで大丈夫です。
美肌効果が期待できる美味しいスムージー。プレーンヨーグルトと合わせて、朝ごはんにも◎。
ゴジベリーとオクラと豆腐の美肌スープ
<材料>(2人分)
・豆腐 150g
・オクラ 3本
・水 400ml
・酒 大さじ1
・ゴジベリー 20粒ほど
・塩 1g
・梅干し 2個
・生姜(すりおろし) 小さじ1
<作り方>
・オクラは額の硬い部分を切り落とし、小口切りにする。
・器に生姜とオクラを入れる。
・鍋に水・酒・クコの実・塩・種をとって粗く刻んだ梅干し+種を入れて火にかける。
・沸いたら軽く水気を切った豆腐をスプーンですくって加える。
・再び沸いたら梅干しの種を取り除き、(1)の器に盛ってサッと混ぜ、いりごまを加えて出来上がり!
味付けはお塩だけというシンプルで優しいお味のスープです。
ゴジベリーもオクラも美肌に良さそうです。カロテノイドは脂溶性なので、ごま油などを回し入れて飲むと吸収率がアップしますよ。
食べ過ぎはダメ?! ゴジベリーの注意点
今ではスーパーでも見かけることができるようになったドライゴジベリー。
レーズンなどのドライフルーツ感覚でヨーグルトなどにトッピングして食べることもできます。
ちなみに、ゴジベリーを14日間摂取し続けた人は、摂取しなかった人と比較して、
日々のエネルギーが向上し、運動のパフォーマンスや集中力もアップしたという報告もあるそうです。
ただ、市販のゴジベリーは加熱処理がされていて、
スーパーフードと言われる所以である、豊富な栄養素が壊れてしまっていることもあります。
また甘みを増すためにお砂糖が添加されているものもあるので、ゴジベリーを選ぶ際は注意しましょう。
そして、ゴジベリーにはジャガイモの芽にあるソラニンや、
アルカロイドという毒素も含むので極端にたくさん食べるのはちょっと考えもの。
ただし、適量を摂取する分には問題ないでしょう。
・・・じゃあ適量って?
これが実は諸説あります。1日20gだったり、がん予防には1日5粒とか……。
個人的見解ですが、人の体質によっても違ってくるので、まずは1日10粒ほどから始めるのが良いかもしれないですね。
しかし、ベタインには月経促進や人工中絶薬の作用があるとも言われているので、
妊婦さんや、授乳中の方は避けた方がベター。
そして、血糖値を下げる作用もあるので、
低血糖の人や糖尿病薬、血圧薬を服用している人はかかりつけのお医者さんに相談してみてください。